【完全網羅で解説】診療報酬ファクタリングって本当のところどうなの?|福岡ファクタリングサービスの富士桜フィナンシャル

【完全網羅で解説】診療報酬ファクタリングって本当のところどうなの?

2022年04月13日 【 ファクタリングサービス

診療報酬ファクタリングって何?誰がどう使えるの?

診療報酬ファクタリング」というものはご存知ですか?医療機関や医療法人の資金繰りが厳しくなったら、医療報酬ファクタリングを使ってピンチを脱却できるかもしれません。

この記事では診療報酬ファクタリングのメリットや仕組み、通常のファクタリングとの違いについて解説。弊社の事例についてもご紹介します。

診療報酬ファクタリングのメリット

資金調達の方法として診療報酬ファクタリングを選択することで、以下のようなメリットが得られます。

診療報酬ファクタリングの主なメリット
申し込みから入金までが早い~最短当日入金・審査が早い~
借り入れ(融資)ではない~負債計上されない~
手数料がとにかく安い!
保証人・担保がいらない
債権譲渡通知のリスクがない
利用用途に制限がない

申し込みから入金までが早い
~最短当日入金・審査が早い~

診療報酬ファクタリングは、申し込みから入金まで早いのが特徴的です。融資の場合は審査が長く、通常申し込みから申し込みから現金が手元に入るまで数週間ほどかかります。医療報酬ファクタリングであれば申し込んだタイミングにもよりますが、最短当日での入金も可能です。

借り入れ(融資)ではない
~負債計上されない~

診療報酬ファクタリングも含め、ファクタリングは借入ではありません。そのため負債計上されず、利用したとしても信用情報に影響が出ることはありません

手数料がとにかく安い!

通常のファクタリングは利用するサービスによっては手数料が高いことがあります。特に2社間ファクタリングはメリットも大きいのですが、その分手数料は割高です。しかし診療報酬ファクタリングであれば安く抑えられます

保証人・担保がいらない

診療報酬ファクタリングは、保証人や担保の必要がありません。そのため書類さえそろっていれば簡単に申し込みの手続きができます。保証人や担保がない方でも利用可能です。

債権譲渡通知のリスクがない

通常3社間ファクタリングの場合は、売掛債権を譲渡するため、ファクタリング会社から取引先の企業に債権譲渡通知があります。しかし診療報酬債権ファクタリングの対象は社保や国保であり、民間企業のように債権譲渡通知のリスクはありません

利用用途に制限がない

融資の場合は事業計画などを金融機関に提出しなければならず、用途も限られます。ファクタリングではその必要性はありません利用用途によって制限がないのも、ファクタリングの大きな特徴です。

診療報酬ファクタリングの仕組みを解説

診療報酬ファクタリングは、基本的に「医療機関」「ファクタリング会社」「支払い担当機関(国保連・支払基金など)」の3社間となります。

【図解】診療報酬ファクタリングの仕組み

医療機関は診療報酬請求を行い、診療報酬を受け取ります。医療報酬ファクタリングの場合は医療報酬債権をファクタリング会社に譲渡し、医療機関や介護事業者はその対価として現金を受け取ります。その後、通常通りの入金日に支払い担当機関からファクタリング会社に入金されます。

【図解】参考事例で一発理解

たとえば前月に2,000万円の診療報酬を請求手続きしたとします。通常であれば翌月には1,980万円が入金されるはずです。医療報酬ファクタリングを利用することによって、前月分の医療報酬+当月分の診療報酬譲渡代金で合計1,980万円が入金されることになるのです。

【図解】診療報酬ファクタリングの入金タイミング

どういうケースで使われている?

診療報酬ファクタリングを使うケースとして、病院やクリニックの設備投資の資金調達、税金や給与などの支払い、看護師・薬剤師などの新規採用、クリニックの新規開業などが挙げられます。前述のとおり用途は制限されませんので、運転資金の確保から事業拡大まで、幅広い目的でお使いいただけます。

診療報酬ファクタリング利用のよくある理由
設備投資をしたいが資金が足りない
税金や給与・固定費など支払いに資金が足りない
開業したてで利用者が増えず資金繰りに困っている
銀行の融資枠を使いたくない
看護師・薬剤師など採用コストのため資金調達したい
分院や新規クリニック(拡大)開業の費用のため資金調達したい

実際に診療報酬ファクタリングはどのくらい使われているの?

診療報酬ファクタリングというものをこの記事ではじめて知ったという方もいらっしゃるかと思います。しかし、業界では融資に代わる資金調達法として徐々に普及してきていて、2015年には全国月平均で5,500件、470億円が現金化されました。ファクタリングが普及しているので、今後もますます市場は拡大していくと考えられます。

ファクタリングと診療報酬ファクタリングの違い

ファクタリングと診療報酬ファクタリング。基本的には同じものと考えていただいて構いません。ただし、取引形態や債権譲渡通知によるリスク、手数料という3点において若干の違いがあります。

診療報酬ファクタリングと通常ファクタリングの比較
比較項目 診療報酬ファクタリング 通常ファクタリング
取引形態 3社間 2社間・3社間
債権譲渡通知によるリスク 無し 有り
手数料 低い 高い
入金 最短当日 最短当日
審査 緩い 緩い
負債計上の有無 無し 無し
ノンリコース
担保・保証人 不要 不要

通常のファクタリングであれば取引先とファクタリング会社間で行う2社間ファクタリングと、それに取引先が加わる3社間ファクタリングのいずれかが選べますが、医療報酬ファクタリングの場合は3社間のみとなります。ただし、債権を譲渡するのは国保連・支払基金などの支払い担当機関であるため、債権譲渡通知によるリスクはありません。
そのため、一般的に3社間ファクタリングで生じるデメリット(取引先の信用が低くなる、ファクタリングをしたことが顧客にわかってしまう)もないのです。

また、一般的には2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングのほうが手数料は割安になります。医療報酬ファクタリングにおいても手数料を抑えることができます。

介護報酬ファクタリング・調剤報酬ファクタリングとは?

介護施設や調剤薬局を運営している場合は、それぞれ「介護報酬ファクタリング」や「調剤報酬ファクタリング」を利用することができます。考え方は医療報酬ファクタリングと同じです。介護報酬ファクタリングは介護報酬の債権を、調剤報酬ファクタリングは調剤報酬の債権をファクタリング会社に譲渡することで、資金調達が可能となります。

【豆知識】そもそも診療報酬債権って?
~介護報酬・調剤報酬についても解説~

病院やクリニックは診療報酬等請求を支払い担当機関に行い診療報酬を受け取るのですが、入金されるのは翌月です。入金されるまでは医療報酬債権が発生します。診療ファクタリングはこの債権をファクタリング会社に譲渡することで、医療報酬分の現金を前倒しで得ることができます。その後、ファクタリング会社は支払い担当機関から入金日に医療報酬を受け取るのです。

同様に介護施設などを運営されている場合は介護報酬ファクタリング、調剤薬局を運営されている場合は調剤報酬ファクタリングを利用することができます。

診療報酬ファクタリングを利用する際の注意点

今現在ファクタリング業者は全国に数多あります。しかし、診療報酬ファクタリングとなると話は別です。医療報酬ファクタリングに対応しているファクタリング会社はそれほど多くないのが実情です。また、会社によっては医療報酬債権を全額現金化するのが難しい場合があります。

また、ファクタリングの皮を被った闇金や、法外な手数料をとる悪徳業者にも注意が必要です。たとえば、公式ホームページなどに会社の所在地が記されていない業者はかなり怪しいです。普通に商売をしている会社であれば住所をしっかりと記載します。やましいことがあるから、居場所を知られたくないから、会社の所在地を公開したくないのです。

また、一般的なファクタリングの手数料は1~8%程度です。悪徳業者は30%〜50%など、ありえない手数料を提示してきます。騙されないためにも、複数社比較して相場観をしっかりと押さえておきましょう。

一般的な診療報酬ファクタリング利用の流れ

まず利用者はファクタリング会社に申し込みをし、ファクタリング契約を締結します。次に利用者が国保連・健保連・協会けんぽなどの支払い担当機関へ債権譲渡通知を行い、ファクタリング会社が買取った金額を利用者に支払います。

利用者は支払い担当機関に診療報酬の請求を行い、レセプト審査をして、ファクタリング会社へ診療報酬を支払います。最後にファクタリング会社が買取金額の残額を利用者に支払って完了です。

当社の診療報酬ファクタリングは手数料1%~で対応可能です

医療機関や医療法人は診療報酬ファクタリングを行い、診療報酬分の代金を前倒しして受け取ることで資金を調達することができます。融資と違って時間がかからずスピーディー。信用情報にも傷がつかず、用途も制限されないため、日々の運転資金から事業拡大のための投資資金まで、幅広い目的で使うことが可能です。同様に介護事業者の場合は介護報酬ファクタリング、調剤薬局の場合は調剤報酬ファクタリングを使って資金調達ができます。

富士桜フィナンシャルでも医療報酬ファクタリング、介護報酬ファクタリング、調剤報酬ファクタリングに対応可能です。福岡県の会社ですが、九州全域はもとより、全国に対応しております。オンラインで利用可能で、最短5時間で入金。償還請求権なし(ノンリコース)で安心。手数料は1%~と割安でコスト削減につながります。
日々の資金繰りが厳しい、事業拡大のためにまとまったお金が必要な場合は、富士桜ファイナンスにご相談ください。

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